約250名の養護教諭の先生方と「自分の強み」を見つける時間
2026年8月12日、沖縄県教職員組合養護教諭部の夏季学習会で、約250名の養護教諭の先生方を対象に講話をさせていただきました。
元養護教諭の私にとって、今回の研修はとても嬉しい時間でした。
会場を見渡すと、同期や同じ地区だった先生方など懐かしいお顔もたくさん。
久しぶりにお会いできた嬉しさにホッとする一方で、今度は講師として前に立っていることに、ちょっぴり照れくささも感じながらのスタートでした。

私が色彩心理学を伝えている理由
養護教諭として子どもたちと関わる中で、
「この子は、本当はどんな気持ちなんだろう?」
と思うことがたくさんありました。
子どもは、自分の気持ちをいつも言葉にできるわけではありません。
だからこそ、児童生徒を決めつけるのではなく、言葉にならない心の声を知る手がかりがほしい。
そんな思いから、私は色彩心理学を学び、教育現場で活用してきました。
今回は、その色彩心理学を手がかりに、日頃から子どもたちを支えている養護教諭の先生方自身の「わたしらしさ」と「強み」を見つめる時間をつくりました。
自分の強みを知ることから
今回のテーマは、
「わたし再発見! ~色でわかるわたしらしさと強み~」
今回の研修では、いきなり「養護教諭としての強み」を探すのではなく、まずはプライベートの自分からスタートしました。
仕事をしているときの「先生」という自分ではなく、
「私はどんな人なんだろう?」
と、自分自身に目を向けていきます。
色を手がかりに、自分の個性や特徴を見つめながら、普段は当たり前だと思っていることの中にある「自分らしさ」や「強み」を探していきました。
自分では「こんなの普通」と思っていることが、実は自分の強みだったりします。
「仕事をしている私」の強みを発見
続いては、仕事をしているときの自分。
養護教諭として子どもたちと関わるとき、自分はどんな力を発揮しているのか。
どんなことを自然にできているのか。
プライベートの自分と、仕事をしている自分。
それぞれの自分を見つめることで、
「私って、こんなところが強みなんだ」
と、新たな気づきが生まれていきます。
「強み」を伝え合うペアワーク
最後は、ペアワーク。
これまでのワークで出てきた強みの中から、自分が気に入っているもの、またはこれから強化したい強みを選び、ペアの先生に伝えてもらいました。
日常の中で、
「あなたの強みはここですよ」
と誰かに伝えてもらう機会って、なかなかありません。
だからこそ、このワークでは、強みを伝えてもらう方だけでなく、相手の良さを見つけて言葉にする方も嬉しくなります。
約250名の先生方が、それぞれの「わたしらしさ」や「強み」を見つけ、笑顔で伝え合う姿がとても印象的でした。

子どもたちを支える先生方にも、自分を大切にしてほしい
養護教諭の先生方は、日々、子どもたちを支えています。
だからこそ、
子どもたちを大切にするように、先生方自身のことも大切にしてほしい。
自分の強みを知ること。
自分らしさに気づくこと。
「私にはこんな良さがある」と、自分自身を認めること。
それを、学校現場だけでなく、プライベートでも活かしてほしいと思っています。
研修後には、
「自分自身を改めて知ることができた」
「自分の強みを知ることができた」
「子どもへの見方や関わり方を考えるきっかけになった」
「これからの生活や仕事に活かしていきたい」
など、たくさんの嬉しいご感想をいただきました。
その一つひとつを読ませていただき、私自身もたくさんの元気をもらいました。
今回の「わたし再発見!」が、先生方にとって、自分自身の良さに気づき、これからの毎日を少し心軽やかに過ごすきっかけになっていたら嬉しいです。
ご参加くださった約250名の先生方、そしてこのような貴重な機会をつくってくださった沖縄県養護教諭研究会、沖縄県教職員組合養護教諭部の皆さま、ありがとうございました。


